Various Glass Craft

Glass

FOLKART GLASSWORKSで取り扱いの多いミニチュアガラス細工をはじめ、
ステンドガラス、フュージングガラス、カットガラス、宙吹きガラスなど、
多彩な製法を駆使したガラス製品をご紹介いたします。
伝統と現代技術が融合したガラス工芸品は生活を彩るアートです。

ミニチュアガラスイメージ

Miniature Glass

ミニチュアガラス

小さなガラスの人形のことをわたしたちFGは、ミニチュアガラス細工と呼んでいます。
FGのミニチュアガラス細工は、そのほとんどをバーナーワーク(別称・ランプワーク/フレームワーク)によって作られています。バーナーワークとは、その名の通り、ガラスをバーナーの炎で溶かし、さまざまな形に成形する技法のひとつです。ランプワークやフレームワークとも呼ばれ、色や形の組合せは無限大で、職人手作りの温もりが感じられる世界にたった一つの工芸品です。

ステンドガラスイメージ

Stained Glass

ステンドガラス

色付けされたガラスを鉛などの枠でつなぎ合わせ、絵や模様を表現した装飾品です。
中世ヨーロッパの教会や洋館などでは、宗教画として窓を彩り神聖な空間を作り出していた一方、現代では公共建築物や店舗などにも用いられたり、インテリアとして、その用途は広がりを見せています。ステンドグラスは私たちの生活の中に溶け込むアートとして、新たな価値を生み出しています。

Fused Glass

フュージングガラス

フュージングは、異なる形状のガラスを高温で焼き付け、溶着させることで新たな作品を生み出すガラス工芸の技法です。
板ガラス、粒状ガラス、粉末ガラスなど、さまざまなガラス素材を組み合わせ、電気炉などで焼成することで、唯一無二の作品を生み出します。しかし、ガラスの種類によって熱膨張率が異なるため、適切な組み合わせを選ばなければ、冷却時に割れてしまうことがあります。熟練の技と緻密な計算によって作り上げられるフュージング作品は、その美しさから多くの人を魅了しています。

Cut Glass

カットガラス

カット加工を施したガラス細工のこと。ガラスの表面をグラインダーで削り、さまざまなパターンの幾何学模様を彫り込むことで、複雑な光の反射が生まれます。
カットガラスの歴史は古く、ヨーロッパでは、古代ローマ時代にはすでにその原型が見られています。日本では、江戸時代のころから江戸切子・薩摩切子として独自の文化を築き上げてきました。
カットガラスは、その華やかさから、高級品として珍重されており、シャンデリアやグラス・花器など、様々な形で私たちの生活を彩っています。

ミニチュアガラスイメージ

Air-blown Glass

宙吹きガラス

熱して溶かしたガラスを吹き竿(パイプ)の先につけ、型を使わずに、息を吹き込みながら膨らませたり、形作っていく伝統的な方法で作られたガラスのことです。
様々な道具を使って形を整え、温かみのある手作り感が特徴です。コップや花瓶、オブジェなど様々な一点ものの作品を生み出せる魅力があります。